ドリス退任 改めて観たい映画| ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男

2024年3月にドリス・ヴァン・ノッテンが2024年6月のショーをもって退任することを発表しました。

退任を決めたドリス・ヴァン・ノッテンからの公式レターを公開 (WWD JAPAN)

このニュースを聞いた時に思い出したのが一本の映画 。ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男予告編

画像は公式サイトより転載

当時ドリスのことは全く知らなかったのですが、画面いっぱいに広がるドリスの静謐でカラフルな世界が仕事で疲れた身体に染みわたるビタミンのようでした。そしてひと匙の緊張感が背筋を正してくれるような気持ちにさせてくれました。広告もインフルエンサーも使わず、洋服作りだけにインスピレーションを集中するブランドであることも他と一線を介してます。

すでにDVD化されていますが、できれば映画館の大画面で静謐でカラフルな世界を浴びたい。ドリスの庭のシーンはまるでそこにいるかのように草花と土が染み込んだみずみずしい香りを感じたい。

それが叶わぬなら大スクリーンと音響があるお家にお邪魔してプライベート上映会したいです。(そんな素敵なお家に住んでいる方、連絡待ってます)

以下は2018年 20代の会社員で、ドリスのことをこの映画を観て初めて知った私の感想記事です。当時仕事に疲れていたのが文からも滲み出て恥ずかしいですが良ければご覧ください。デザイナーのこと知らなくても全然良いんです。事前知識がない分、新鮮で嘘のない感動を味わえます。


年末年始や連休も終わり、月〜金の週5ノンストップ通勤にお疲れの皆様

年末年始にたっぷりパワーチャージしたのにもうHPが枯渇しはじめていませんか?私はすっからかんです。

とはいえ、仕事をし始めるとなんだかんだまたこれまで通りいろんなことを、いろんな人を巻き込みながらひたすら働いてます

いい意味ではペースを取り戻しているのですが、ふと、、

あれ?また会社員生活どっぷりになってないかしら。

と気づきました。

これはずーっとがっつり働くことを否定しているのでも、

会社に対してロイヤリティやパッションを持っていることを否定しているのではなく、

平日に関わる人が家族と会社関係の人たちだけになっていないか、ということに対する違和感です

くどくど説明してもわかりづらいので、結論を先に言うと、

そんな生活だとアンテナはどんどん内向きになり、新しいアイデアの源泉が枯れちゃうよ!ということです。

とにかく、

・綺麗なもの

・インスピレーションが湧きそうなもの

・感覚的なもの

・今の業界と全く違うもの

に触れないとモノクロになっちゃうと思い始めたとき、

バチっとハマる処方箋のような映画を観てきました

それが

ドリス・ヴァン・ノッテン

ファブリックと花を愛する男

 

なんだかタイトルはよくわからないのてですが、要は一人の有名デザイナーに密着したドキュメンタリーです。

恥ずかしながら、そのブランドを知らなかったのですがそれでも十分楽しめました

なぜならドリス氏のセンスの素晴らしさ、特に色との向き合い方がとても素敵でカラフル。デザイナーとしての哲学も、うんうん、そうだよな、、と思うことばかりで自分のモノクロライフをいい意味で反省できるからです。

映像が色んな色や素材にあふれていて、ただわーーーっと明るいのではなくそれなりに緊張感もあり、全くの別世界だけどどこかしら共通点を見出せます。

疲れ切った平日の夕方に映画館で観ると、フレッシュなフルーツジュースを飲んだような充実感と爽やかな気持ちになります。

自省を込めてお伝えするなら、見終わったあと無性にカラフルな服を買いたくなるので散財に要注意

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