白斑で授乳が辛い!助産師が教える6つのセルフケア

母乳(混合)育児が軌道に乗ってきた3か月ごろに出来がちな白斑。めちゃめちゃ痛いですよね。。授乳辛すぎ。すぐに母乳外来や助産師ケアを受けたいけれど、土日だったりタイミングが合わず、すぐに受診できないことも。

この記事では産後ケアの際に助産師さんに教えてもらった、白斑になったときのセルフケアのポイント5つを紹介します。これらは白斑予防法でもあるので、白斑が無くても習慣づけるのをお勧めします。

ちなみに白斑の原因は食べ物ではなく、同じ姿勢での浅飲みだそうです。お菓子食べても大丈夫!良かった~

白斑になったときのセルフケアのポイント6つ

1. 浅飲みになったら必ず修正

浅飲みはトラブルの元。慣れるとスマホやテレビを見ながら授乳しがちですが、飲み方が浅くなっていないかをチェックしましょう。浅いなと思ったら、くわえ直さずに唇の方から入れ込むか、下アゴをひろげてあげて。(浅い状態で外すとさらに引っ張られちゃうので)。私の場合、赤ちゃんが浅飲みの状態で癖になっていて、修正しても自分で浅い飲み方にぐいぐい引っ張るので直すのが大変でした。

2. 授乳体勢をローテーション

いつも同じ方向から飲ませると、そこだけ乳腺が細くなりがちに。いろんな方向からバランスよく飲んでもらうために、3種類くらいの授乳体勢をローテするのがオススメ。私は横抱き、フットボール抱き、縦抱きをローテしています。フットボールが楽だから、ずっと同じ体勢がよかったけれど助産師さんに言われてローテに直しました。

3. つぶれた乳首の形を放置しない

白斑のトリガーとして大きかったのがこれでした。浅飲みだと口から外した時に乳首がぺちゃんこつぶれてしまうのですが、反対側を授乳し終わるころには形が大体戻っているからそのままにしていました。これが良くなかった。清潔な手で、ほぐすように真ん丸な状態に戻すのが重要。つぶれたままだと乳腺が狭くなり、そこに古い母乳が残り白斑や乳腺炎のもとになるので注意。

4. 授乳後は拭き取ってから保湿

これもやっていなかった。。一見清潔そうで、表面に目に見える母乳が残っていなくても、必ず軽くふき取ること。そして角質をやわらかくしたり、下着の中での摩擦や刺激を抑えるために、ピュアレーンなど乳頭に使えるアイテムで保湿をしてあげるのが大事。

5. 授乳間隔が空いた時はほぐしてから授乳

月齢が進むにつれて授乳間隔が空き、少し余裕が出てくる時期。いつもよりも長めに間隔が空くと、うれしい反面、胸が張っていち早く授乳したい!ってときもありますよね。またお腹が空きすぎて赤ちゃんがギャン泣きしたときも、一秒でも早くあげなきゃと思うのですが一旦ストップ。肩をぐるぐる回して血行を良くしたり、古い母乳を少し出したりすることで乳腺がまんべんなく開通するのでこのひと手間を惜しまないように。ついついおざなりにしがちですが、30秒もあればできるのでお忘れなく。

6. 身体を冷やさない

靴下を履くなど物理的に身体を冷やさないようにするだけでなく、身体を冷やす食べ物との向き合い方も大事。どうしても冷たい飲み物を飲みたい時は、朝イチは避けたり、飲んだ後に温かいものを飲んで温度調節するとベター。

まとめ

ポイントとして挙げてみると結構当たり前なことばかりですが、この地味な当たり前を習慣づけておくのが重要。YouTube やドラマを見ながら授乳したり、ギャン泣きの赤ちゃんには急かされているようにも感じますが、深呼吸して授乳の前準備をしましょう。出来てしまった白斑はすぐに母乳外来や助産師さんに診てもらえたらベストですが、すぐにいけない時の応急処置や白斑予防としてこの5つのポイントが参考になりますように。ポイントのおさらい↓

1. 浅飲みになったら必ず修正

2. 授乳体勢をローテーション

3. つぶれた乳首の形を放置しない

4. 授乳後は拭き取ってから保湿

5. 授乳間隔が空いた時はほぐしてから授乳

6. 身体を冷やさない

他にも育児関連の記事を書いているのでよかったら参考にしてください。

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