【ピンチ】三沢空港で足止め。東京に帰れない!しかも赤ちゃん連れ。

こちらの記事の通り、楽しく三沢の星野リゾート青森屋で過ごしていたのですが、帰りの飛行機が雷で欠航に。19:00台の最終便だったので当日のフライトは無理。しかも0歳児の赤ちゃん連れ

選択肢は青森または八戸まで行って新幹線で帰るか、延泊するか。この日は三沢から青森に行って半日観光しており、ここからさらに4時間以上電車移動する元気もなく延泊を選択

天候による飛行機の欠航は無料の払い戻しかフライト変更のみなので、ホテル代の補填もなし。しかもこの日は土曜でホテルも割高な日。

青森屋や三沢駅の周りが何もなかったので三沢以外でホテルを探したのですが、後々調べてたら三沢駅から車で5分ほど行ったところに市街地がちゃんとあり、ホテルや飲食、ドラッグストアなども一通りありました。もし三沢空港で足止めになっても「星野リゾート延泊はお金が。。or 満室」と絶望せずに冷静に三沢駅周辺のホテルを探しましょう。あぁ、あの時の自分に言って聞かせたい・・

三沢のホテル一覧

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三沢から電車で20分の八戸で延泊することに

欠航を知ったのは青い森鉄道で青森から三沢に戻る途中だったので、そのまま乗車し続けて新幹線が通っている八戸駅まで向かうことに。本八戸駅の方が大好きなドーミーインあり、お店もたくさんありそうだったのですが、翌日も悪天候で欠航になる可能性を考慮し、乗り換えなしですぐに新幹線に乗れる八戸駅に。駅徒歩15分の所にドラッグストアが夜遅くまで空いていたのも決め手。

温泉付きや赤ちゃんを添い寝できる広いベッドのが良かったけど、予約の時点で土曜の夕方で空いていない&高い。スマホの充電もなくなってきて焦る。ビジネスホテルも全然空きがなく、ググりまくってコンフォートホテルを予約できました。0歳児で言葉はわからないけれど、「今日はダブルベッドでスペースがないからベビーカーでねんねしてくれたらパパとママは嬉しいよ」と子どもにすりこみながら八戸駅へ。


ここまでの疲れでおいしいものを食べる元気すらなく、駅前のコンビニで食料と下着を買いホテルへチェックイン。おむつとミルクが明日の昼までぎりぎり足りるかどうかの数だったので(反省ポイント)、ハッピードラッグというドラッグストアへ行きおむつ・ミルク・おしりふきを購入。液体ミルクはばら売りしていましたが、おむつとおしりふきはフルサイズ。

隣にスーパーマーケットもあり、本来ならご当地スーパーとテンション上がるところが、行く気力すらなくホテルへ直帰。ユニットバスで赤ちゃんをお風呂に入れる元気も当然なく、ホットタオルで身体を拭いてあげるので精いっぱい。温かいタオルで拭いてあげているだけなのに、「極楽~!」という顔で満足してくれたのでよかった。

ここまでお利口さんにしてくれていたが、ビジネスホテルの独特の雰囲気と疲れ果てるパパママの姿を見て、不安が爆発しギャン泣きスイッチオン。普段も寝ぐずりすることもあるけど、夫がベビーカーに乗せて散歩するとすぐ寝落ちするのだが、夜の散歩に行った夫からSOSの電話が。「ベビーカーにのせても抱っこしないと泣いてしまう(絶望)」とのこと。

寝支度からもう一度着替えて、人影のない駅前ロータリーでギャン泣きする子を抱えるHPほぼゼロ夫と空のベビーカーと合流。抱っこ紐の私とバトンタッチし、ひたすら駅前と駅改札付近を往復。簡易抱っこ紐だけでなく、がっつりホールドできる抱っこひも(ラクリス)を持って大正解

↓旅行中のちょっとした移動なら簡易抱っこひもは便利だけど、しっかりとした抱っこ紐もかさばるけど持ってきて本当に良かった。

抱っこ紐散歩でウトウトし始めたので、抱っこ紐からおろした時にギャン泣きスイッチが再度オンにならないように、本格的に寝る前にベビーカーへ移動。比較的すぐに寝たが、眠りが浅くホテルに戻るタイミングで起きたら地獄なので、さらに10分ぐるぐる散歩しホテルへ。

道中の刷り込みのおかげ?か奇跡的に朝までベビーカーで寝てくれましたが、疲れMAXの夫のいびきと狭いベッドで私はなかなか眠れずでした。コンフォートインは朝食がついていたので、軽くそこでパンをかじりながら今度こそ東京に戻るぞ!という強い気持ちでチェックアウト。

八戸駅~三沢駅の青い森鉄道は本数が1時間に1本と少ないので早めに駅へ。Newdaysで土産が売っており、いちご煮のパックを買い三沢駅へ。駅から空港までのシャトルバスで約10分。シャトルバスが全然バリアフリーではなくてベビーカーを乗せるのに一苦労しました。タクシーでもよかったのですが、欠航による出費が悔しくて(笑)。

↓都内でも缶のいちご煮はみるけれど、パウチのは初めてみかけたので購入。かさばらないしお土産に良い。

やっと空港に着いたと思ったら、到着機の遅れで1時間遅れの出発。三沢空港はこじんまりとして、小さなレスラン(割高)、売店、ベンチしかなく時間をつぶすにも今一つ。空港から徒歩5分の「三沢空港温泉」という日帰り温泉があったけど、子連れだと1時間以内に戻ってくるのは大変なので断念。なかなか東京に帰れないストレスで幸せバター味のポテトチップスで幸せを補充して、授乳室でゆっくり授乳してやっと離陸。三沢空港の1階にはキッズスペースもあったのですが、そこに設置されている観光案内サイネージからの音が結構大きく、抱っこ紐で待合スペースをウロウロしていました。授乳室は1階と2階両方あり、どちらも1名定員サイズ。

帰りの飛行機で子どもはギャン泣きしてしまい、東京到着後も電車で終始ぐずぐす。ただ昨晩寝てくれた義理があるので、いつもよりも頻繫にミルクをあげて、抱っこであやしながらなんとか帰宅。ベビーカーは昨日買い足したおむつでいつもよりヘビー。捨てるなんてもったいないので青森土産のパンパースとして大事に持って帰りました。

あの時の自分に伝えたい反省&注意点

・空港周辺には絶対ホテルはあるから落ち着いて調べましょう。

・子連れ旅は+1-2泊分のミルク・おむつ・服・離乳食を必ず持っていきましょう。

・ホテルを取るなら必ず近くにドラッグストアがあるところを選びましょう。離乳食・ミルク・おむつを置いていないコンビニが多いので、コンビニがあるからといって安心しないこと。

・かさばるけど抱っこ紐はホールド感があり両手があくものを持っていきましょう。

・かさばるけどモバイルバッテリーは持っていきましょう。

この記事を読んでいるパパ・ママに少しでも参考になれば苦労が報われます。あー疲れた。

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