想像よりもハードだった母乳育児。母乳ってガンガン出るものかと思っていたら、量が出ず、混合で進めて約7カ月。毎日頑張ったけれど、子どもが日に日に母乳よりミルク派になり、区切りもよかったので卒乳しました。1歳くらいまではあげようと漠然と思っていたのでちょっとさびしい。
産後は円座クッションが手放せなかったり、うまく飲んでくれなくて搾乳をしたり、搾乳機を手動から電動に買い替えて感動したり、胸が痛くて3時間のお出かけでも搾乳機を持ち歩いたり、白斑の痛みと闘いながら授乳したりと、思い出色々。
これまで頑張った証として、卒乳を決めたきっかけと、卒乳の進め方をまとめました。似たような状況のママの参考になれば7カ月の努力が報われます。
授乳の傾向と卒乳を決めたきっかけ
1.母乳に執着しない子だった
子どもが母乳に執着がなく、寝る前の添え乳もやっていませんでした。5カ月頃から授乳をしても泣き叫んで嫌がることが増え、短いときは1分でギャン泣き。搾乳したものを哺乳瓶に入れると飲むが、母乳だけだと量が足りないため毎回ミルクを足していました。
2.ママ自身のモチベーションも下がってきた
離乳食が始まり食事に時間がかかり、そこからの授乳→ミルクでへとへと。暑さや疲れで授乳をスキップしてミルクだけにする時も増えました。母乳を通じてママの免疫が子どもに届く6カ月までは頑張ったし、生理も再開したから、もう頑張らなくてもいいかなとやる気も低下。助産師さんによって「続けると風邪などの直りが早いよ」という人と、「6カ月以降は子どもの安心や寝る前のルーティンの要素だけだよ」という人がいて、結局どっちが正しいのかわからずでした。
3.予定より早く復職が決まった
1歳入園が激戦の地域だったので、予定をかなり前倒して空きがあるうちに0歳途中入園を申し込みました。入園面談の時に、母乳について前述の内容を伝えたら、卒乳するのにいい時期かもね、とアドバイスをもらい卒乳の後押しに。環境が変化するタイミングはストレスを感じやすいから、母乳に安心感を求めている子は入園と同時に卒乳するのはおすすめではないそうです。
卒乳の進め方(0日目~6日目)
助産師さんの卒乳講座で卒乳5日目で残った母乳をしっかり絞り切る、というスケジュールを習ったので、週一で来てもらっている産後ケアの日が卒乳5日目になるようにスケジュール。このタイミングで母乳ケアの助産師さんに頼んでもいいし、自分で絞ってもOKとのことでした。
0日目 寝る前に最後の授乳。寂しかったけど子どもは眠いみたいであっさり終了。授乳しながらこっそり撮影。
1日目 母乳パッドを念のためつける。日中は忙しくて張りは気にならなかったが、お風呂の時に胸にゴリゴリとしこりができているのに気づいてからは張りが気になり圧抜きと保冷剤で冷やした。眠れないほどではなかった。
2日目 張りは感じるが、日中は母乳パッドいれて過ごせば問題なし。入浴は5分は浸かった。ゴリゴリはあるし胸は重いが昨日よりはマシ。ただうつ伏せ寝だと痛く違和感。
3日目 張りや重さが少し引いてきた。胸のゴリゴリも少し小さくなってきて不思議。保冷剤無くても寝られた。
4日目 張りも重さも落ち着き、ゴリゴリもほぼなくなる。
5日目 一度スッキリしぼり。産後ケアで来てくれてる方にしぼってもらうと結構母乳が残ってた。ただ張ってくることはない。
6日目以降 張りもないが、胸自体がひと回りサイズダウン(悲しい)。絞ると母乳は滲むが、張りもないので卒乳完了。
早めに卒乳して後悔ない?
母乳育児を軌道に乗せるために頑張ったのに、予定より早く卒乳するのはもったいないという気持ちもありました。また一生懸命おっぱいをごくごく飲んだり、目が合うとニコッとしたり、うとうとしながら飲んだりする愛おしい姿が見れられなくなるのは寂しいです。授乳に慣れてきてからは、授乳の時間は結構好きできた。完母かつ、冷凍保存できるほど母乳がたくさんでる、というタイプだったら働きながらも授乳を続けていたかもしれません。
一方、歯が生えてからの授乳は噛まれて痛いし他のママ聞いていたので、歯が生える前に卒乳したのもよかったかもと思っています。授乳中の姿は自分だけが見る用に写真や動画にちょこちょこ記録しておいたので、可愛しい姿が恋しくなったときに見返しています。
むしろ卒乳より早めの入園の方が複雑な気持ちだったので、入園を決めた理由や入園を勝ち取る作戦についてはまた別記事(作成中)で紹介します。