0歳児クラスの4月入園が難しい早生まれ。次なる選択肢は0歳児クラスの途中入園か1歳児クラスの4月入園。どちらもを選んでもメリット・デメリットはありますが、0歳児クラスに途中入園して良かったと思っています。育休を切り上げるもったいなさや、子どもと離れる寂しさもあったけれど結果オーライ。
早生まれだけでなく、4月時点で0歳児クラスの入園を見送ったママ・パパ向けに、入園の決め手、メリット、デメリット、保活対策をまとめました。
注意)自治体や家族構成によって状況は大きく異なるので、待機児童が多めな地域の保活のケースとして読んでください。
1歳児クラス4月入園→0歳児クラス途中入園にした決め手
一番の決め手は「もし保育園に入れなかったらどうしよう・・」という不安を抱えながら4月まで過ごすより、第一希望ではないが空き枠があるうちに入園して、保活のストレスを無くしたかったからです。またハイハイやつかまり立ちで目が離せなくなり、育児の負担が増えてきたのもあります。
入園は決心したものの、育休という素晴らしい制度があるなかで、できる限り子どもとは一緒にいたい。空き枠が残り僅かになるタイミングを見計らって入園申し込みをしました。この時も確実に入れたい夫と、ギリギリまで育休を取りたい私でよくもめました(笑)多くの自治体は今年だけでなく、過去年の空き枠状況が残っているので、過去の傾向を見るのは重要です。区内でもエリアによって埋まるスピードが全然違うので、家の近くの地域だけをみるようにするのがポイント。
0歳児クラス途中入園のメリット
・保活のストレスからの解放:いろんな情報が飛び交って混乱するし、年によって子どもの人数も違うのでふたを開けてみないとわからないこと多し。早く悩みを解決しちゃうことで、自分がコントロールできないことに悩むストレスが無くなった。
・心と体力の余裕ができる:成長するにつれ目が離せなくなり、24時間つきっきり育児になりがち。プロに任せることで自分の時間もできるし、週末に体力を温存できる。
・栄養バランスの良い給食:離乳食は子どもが食べてくれる食材ばかりになりがち。うちの子の場合はかぼちゃ、さつまいも、じゃがいもの芋三拍子。保育園は様々な食材を使ったバランスの良い給食。ありがたい。
・準備に余裕がある:区の保育園相談窓口も空いていて助かった。直前は相談予約も取りにくいそう。
・園が合わなかったときの転園がしやすい:1歳児クラスの定員が増える4月のタイミングで転園にチャレンジできる。4月に入ってからさらに転園だと中々空き枠が出にくい。
0歳児クラス途中入園のデメリット
・育休捨てるのもったいない:1年は経済的に保障される育休の制度を短縮するもったいなさ。
・子どもの小さな成長を一番最初に見ることができない:1番最初に見れなくても、成長が見れたらいいよね。と切り替える。逆に保育士さんに言われなければ気づかなかった成長もあるのでデメリットだけではない。普段家ではしない遊びが好きだったり、絵本に興味があることが分かったりした。
・産後の身体が完全回復しているかわからない:産褥期を過ぎ、4-5カ月くらいには見かけ上は回復しているように感じる。ただ妊娠前の身体に完全に戻るには1年かかるとも言われており、見えないダメージや変化などは残っている可能性大。もちろん個人差はあるが、早すぎる復帰は人によっては後々不調につながることも。
・人気の園は狭き門:当たり前だけど、定員を超えた申し込み数があるような園の途中入園は、引越しなどがでない限り難しい。でも自分がいいなと思うポイントがみんなと一緒とは限らない。見学して「こんなに良い園なのになんでまだ空き枠あるんだろう」ということもよくあるので倍率にとらわれないで。
保活対策
データを確認:過去の月別空き枠状況は必ず確認。空き枠が多い園でも一気に埋まることもあるので見学してどれくらい見学者がきてるかを聞くのも有効。
加点ポイントの確認:認可外保育施設への入園だけでなく、一時預かりやベビーシッターの定期利用でも加点になることがある。
見学はできる限りする:園の雰囲気との相性もあるので、教育方針だけでなく受けた印象での有り無し判断は重要。ネットの口コミより実際に見た方が絶対良いです。
書類は早めに:在籍証明書発行は意外と時間がかかるので早めに手配する。
最後に
子育て広場などでママ達やスタッフの人と話すと、有益な情報もあれば逆に情報錯綜もします。点数稼ぐために籍抜く人いるよ、など聞いたときはビビりましたが、だからと言ってできることも少ないので、冷静に今ある選択肢だけに目をむけるように。
好きな月に入園できないという、そもそも選択肢が少なすぎる根本的な問題はあります。ただ残念ながら今日明日で解決する問題ではないので、愚痴を言い合える友達とデトックスしたり、ママ向けのオンラインコミュニティで嘆いたり、励ましあったりするのもいいですよ。そして保育園問題のもやもや&イライラの矛先をパートナーに向けないの大事。
この記事を読んだ家族が1人でも多く、なるべく希望のタイミングや園に入れることを願ってます。
そして毎日子どもに愛情を注いでくれる保育士さんたち、いつも本当にありがとうございます。