ポパイはメンズ向けのファッションカルチャー雑誌ですが読者や半数くらいは女性という号もあるそうです。
私も長年愛読しており、ピピッとくる特集を見つけては手に取っていました。
月刊誌だけど、永久保存な内容があるので家には保存版で厳選して残してます
↑厳選版の一部
中でも冬の楽しみはシティガール(デート特集)特集!
(公式サイトから転載)
毎年ウキウキしながら読んでたんですが、
え。
え、え、
え、出てくるシティガールのほとんどが年下、、
え、てことはもう私はシティガールではない!?
歳上の世代の人と距離を縮めるキラーワードだったのに、、、
話はそれますが、
おじさん世代と距離を縮めるのは簡単なんです。
それは会話のどこかにちょこっと、あなたの世代の話、結構私ついていけますよアピールになる単語をいれるのです。
(やりすぎるとわざとらしいし、あとあとディープな話になった時に浅ーっい知識だと辛いので一単語でOK)
その鉄板がシティガール
今40-50 代の男性はポパイ世代ど真ん中!シティボーイに近づきたくてポパイを読む派か、もっとど真ん中イケメン狙ってファインボーイズ読むかに分かれていたそうです。
なので、ちょっとした雑談のながれで、
どこ住んでるの?
東京です!
へーずっと東京なの?
はい、シティガールなんで!
あはは、シティガール!なつかしー今はシティガールなんて言わないでしょー
いやいやポパイ今でも流行ってるんですよ、、
という鉄板トークが使えなくなる、
でも同じマガジンハウスの雑誌GINZA のレディな感じはまだ早いような。というより、財力無さすぎて雑誌に載ってるもの全然買えない。買えるのはブックコーナーの本くらい、、
(公式サイトから転載)
シティレディもなんか語呂悪いし
もはやシティでいいか、いやよくない
シンゴジラ的にシンシティ(くだらん)
社会学を学んでいた時にラベリング理論というのがありました。
社会の中で、自分がどういう存在価値があるかを確かなものにするために、自分たちをラベルを貼るようにカテゴライズしてネーミングする事をラベリング理論いいます。
昔でいうと〇〇族とか、ギャルサーとか、今だと、ゆとり世代とか、港区女子、意識高い系とかとか。
ラベリングされる場合、良い意味と悪い意味の両方ありますが、その共同体に個性があるものという価値、帰属感とかを持てるので、社会と自分との結びつきや、他人と自分との差別化として作用します。
1人1つではなく、1人でたくさんのラベルが日々変化して、ついたりはがれたりします。
例えば、ちょっと古いけど、
ゆとり世代の港区女子のパリピ系(古い)とか、
不思議系で菩薩系の草食男子 とか
私にとっては、シティガールもその1つだったのですが、
そんなシティガールなラベルをペリッと剥がしたら何が残るでしょうか、
特に自分が気に入ってたり、ポジティブに捉えている単語を卒業する時は、人生でもある種の分岐点です。
よく何歳までを女子会というのか問題とか、おじさんと呼ばれるのは何歳からなのか問題とか
閑話休題
今月のポパイは伊丹十三の名著「女たちよ!」のオマージュで
「シティガールたちよ!」というタイトルですが、
私の場合は例えるなら
「元シティガールたちはどう生きるか?」ですね。
ううっ泣
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