【事前に知りたかった】無痛分娩でも激痛だったことまとめ

(注意)

・痛みの話が苦手な人や無痛分娩に対して不安になりたくない人は読まないでください。

・麻酔のタイミングや種類は病院によって異なります。

・痛みの感じ方は個人の状態によるのであくまで個人の体験談と思ってください。


無痛分娩、全然痛かったです。という話です。子宮口がある程度開くまでは陣痛を経験するので痛いとは聞いていたのですがそれ以外にも色々痛かった。もういろいろ痛すぎてパニック&絶望しながら出産。初産だったのでどんな痛みがあるかの想像がつかなく、その痛みがいつ終わるか分からないのが何より辛かったです。

痛みについては、事前にいろんな痛みのケースを知っておきたい人と、心配になるから知りたくない人がいると思いますが、私は心の準備をしたいので圧倒的に前者です。例えば陣痛は「定期的に痛みが波のようにきますよ」、「出産後も後陣痛がありますよ」と言われていたから心の準備ができていました。ただそれ以外の痛みは、「え、聞いてない、、いつこの痛みは終わるの涙」と何度も文字通り泣きました。

もう出産しちゃったし時すでに遅しですが、私と同じように痛いのが怖いから事前に知っておきたいという人のために、そして自分の奮闘した記録としてまとめました。子どもは本当に本当に愛おしいけれど、産まれた瞬間痛みが吹っ飛ぶ訳ではなく、痛みは痛みのままでした。残念!

前半は一般的に無痛分娩でも経験しやすい痛み、後半はイレギュラーな処置による痛みのまとめです。


よくある無痛分娩の痛み

私だけでなく知り合いも同じ経験した人多し。こんな痛いなら事前に知りたかった。。

1. 内診

痛みレベル★★★★★

子宮口の開きを指でチェックされる、内診グリグリとよく表現される処置。出産当日だけでなく、臨月後半になると検診でも行われる診察。想定外だったのがこの内診を出産前から出産中も何度も何度も行うこと。しかも陣痛の波が来ているタイミングで確認&グリグリ子宮口を指で開かせるので激痛かつ、張るタイミングを待つので長く感じる。時々ですが麻酔が効いて痛みが弱い時もありました。

2. 子宮口五センチ開くまでの陣痛

痛みレベル★★★★★

麻酔のタイミングは産院によりますが、私が入院したところはある程度子宮口が開いてからの麻酔でした。説明では聞いていたけど、麻酔を入れられるほどの開きになるまで2、3時間かかり陣痛がとにかく痛かった。陣痛の痛みは30秒〜1-2分間隔で生理痛の痛みを1000倍くらいにした痛み。

3. 人工破水(痛いというより怖い)

痛みレベル★★★

陣痛促進剤を使った計画無痛分娩だったのですが、お産の進みを早くするため人工破水も実施。内診しながら小さいハサミで破水させるんですが、この説明が恐怖すぎました。破水の瞬間は痛くないけれど、内診でグリグリやりながら処置をするのでその痛みはある。

4. 時々効果が切れる麻酔

痛みレベル★★★★

これも病院や体質によるんですが麻酔が持続する時間が個人差があり、麻酔が切れると陣痛MAXの痛みになるので激痛。麻酔弱くなってきたかも?と思った時点ですぐに助産師か医師に麻酔の追加をお願いした方が良い。並行して自分で手元のボタンで麻酔を追加するのもあったけれど、その麻酔の効きはあまり良くなかった涙。

5. 麻酔が効かないエリア

痛みレベル★★★★★

お産が進むと胎児が下にどんどん降りてくるので麻酔が効かない部分(骨のあたりとか)がどんどん出てきて陣痛やいきむたびに痛かった。出産も後半戦になり体力も無くなってくるのでさらに辛い。


イレギュラーな処置による痛み

1. 吸引分娩

痛みレベル★★★★★

逆子ではなかったが、角度が斜めになっていたのと、胎児の頭が大きかった、更にいきむ体力がなくなったので吸引分娩に。吸引の機械のビジュアルにドン引き&慄きました。吸引は文字通り引っ張り出すので、子宮や骨周りが無理やり広がる感じで痛い&怖かった。産むために助産師さんにお腹を思いっきり押されて出産したのも痛かった。

2. 胎盤用手剥離

痛みレベル★★★★★★★★★★

圧倒的に1番痛かった処置。トラウマレベル。出産後、通常は胎盤は自然と出てくるのですがあまりにも出血がひどく(1,500mlほど)手で胎盤を剥がすことに。麻酔もなく、医師が直接子宮に手を入れて胎盤を剥がすのですが地獄の痛み。要は内臓を内側から無理やり剥がすので、絶叫どころではすまない超超超激痛。思い出したくもない。

3. 会陰を縫う

痛みレベル★★

会陰切開はお産の痛みで記憶がないですが縫う時のチクチク感が痛かった。切開した傷が大きく縫うのに時間が結構かかっていたので地味に辛かった。

4. 止血のためのバルーン挿入

痛みレベル★★

出産の出血がひどく止血のためのバルーンを挿入&おまけに尿道カテーテルまで。バルーンは挿入自体はそこまで痛くないけど、前述の胎盤剥がしたり、縫ったりでズタボロの下半身に更に処置をするので痛かった。また、出血に伴い追加した抗生剤の点滴が入れた瞬間吐き気マックスで見事リバース。辛かった。。

5. 子宮マッサージ

痛みレベル★★★★

子宮内に残っているものの排出や子宮収縮を促すためにお腹の上から子宮を押されるマッサージ。バルーンと同じで、ズタボロの身体に後陣痛がある中で上からグイグイ押されるので声が出るほどの痛み。マッサージという言葉を変えた方がいい。


いろいろ書きましたが無痛分娩やって良かったかといえば間違いなくYES。麻酔ありでこの痛みなら、普通分娩だったらさらに激痛だったでしょう。耐えられる自信がありません。。

また無痛という言葉が先行して、痛みは我慢できるレベルと思っていた夫。立会い出産で、痛みと闘い、絶叫しながら出産する姿をしっかり目に焼き付けてもらったのも良かった。出産直後は夫まで酸欠になるほどのダメージ。

立会いは1人だけだったので、無痛分娩が主流ではなかった親や祖父母世代は「無痛だから楽なんでしょ」「無痛でよかったね」、と無痛マウントをされたのは地味にストレスでした。

もちろん友達や周りには、無痛分娩は文字通り全然痛くなかった、という人もいるので、どれくらい痛いかは結局その時になってみないとわからないものです。。

長い長い記事ですが、最後まで読んでくれたプレママ・プレパパの安産を心より願ってます。

そして全ての母に大きな尊敬と賞賛を。

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