産後2ヶ月半でも産後ケアはやっぱりありがたかった|至誠会第二病院 産後ケア宿泊

夫が出張のタイミングでまた世田谷区の産後ケアのショートステイ(1泊2日)にお世話になってきました。一時預かりは生後4ヶ月以降のところがほとんどなので4ヶ月以内でも利用できる産後ケアはありがたかったです。産後ケア施設は産後直後のイメージが強いかもしれませんが、ママが疲れたなぁ、サポート欲しいなと思っているのであれば産後何ヶ月であろうと必要なタイミングだと思います。産後2、3ヶ月だけど疲れたから産後ケアうけたいな、自治体の補助や完全自費で産後ケア施設行こうか迷っている人がこの記事を読んで参考になったら嬉しいです。

今回も至誠会第二病院にお世話になりました(流れはこちらの記事で。)院内撮影禁止なので今回も文字だけです。

産後ケアは出産直後〜1ヶ月くらいが1番必要な時期だけど、2ヶ月目以降も産後直後のケアとはまた違うケアが必要でした。産後からすぐに産後ケア施設を利用する手もあったが、私の場合は産後直後はとにかく家でそっとしておいてほしかった。しかもがっつり典型的な産後のブルーなメンタルだったので産後ケア専門の方に週に数回自宅に来てもらうスタイルで過ごしてました。(訪問型産後ケアについてはまた別記事で)産後直後と産後2ヶ月のメンタルの違いはこんな感じでした。


産後直後〜1ヶ月くらいのメンタル

・メンタルも身体もズタボロ静かに休ませてほしい。優しくしてください。

・助言を聞く余裕もない。アドバイス=今の自分をやっていることを否定されている気持ちになり落ち込む。泣いちゃう。

・経験談ですらイライラ。母の「私の時は〇〇だった」みたいな話も、私はあなたではないとイラつく。

・やること、考えることが多すぎて絶望する。

・自分時間は無く、外出もできず、ストレス溜まりまくる。

・ガルガル期。夫以外の成人男性がなぜか無理になる。実父や義父にも会わせたくない。

母もサポートはしてくれましたが、こんなメンタルなので産後2ヶ月まではメインは専門の産後ケアの人のサポートで過ごしてました。何人か試したのち、素晴らしい方に巡り会えて本当によかった。


産後2ヶ月頃のメンタル

・メンタルが落ち着き、もっとこうしたいなぁという向上心が出てくる。

・その結果、検索魔になるが人によって言ってることバラバラすぎて訳がわからなくなる。

・混合育児なので母乳とミルクのバランス知りたい。授乳で変な癖がついていないか(ついていた涙)

・寝たい。子の声が聞こえないところで寝たい、休みたい。

寝たい・休みたいのは変わらないが、1番の違いは「このやり方でいいのか」と疑問や悩みが増え、誰かのアドバイスを聞きたくなる点でした。


今回のリクエスト(生後2ヶ月半)

産後ケアの際はどうしてほしいかを具体的に伝えるとより快適なステイになります。私が今回お願いしたのはこの3つ。

1. 寝たい・静かに休みたい

2. 授乳の相談と混合のミルク量の確認

3. 子の便秘対策

1. 寝たい・静かに休みたい

前回は普段のように「自分で面倒見なきゃ」となぜか思ってしまい、初日の日中は母子同室してしまって、休めるチャンスを自ら減らしてしまい反省。今回は泣いたら授乳するスタイルで基本は預かってもらい、夜間はミルクのみで対応してもらいました。いつもは胸が張って夜起きるのですが、今回はあまりにも疲れてたみたいで6時間通しで爆睡できめっちゃスッキリ!幸せ。起きてすぐ授乳したら張りやゴリゴリも消えました。

2. 授乳の相談と混合のミルク量の確認

混合で基本的に毎回母乳のあとにミルクを足しているのですが、日中ワンオペ育児が増えるので日中は母乳だけで行きたいと相談。早速体重を測ったらかなり増えている(50g/日!)。加えて母乳量の測定で量を確認。ベビースケールは好きに使えるように出しっぱなしにしてくれたので、滞在中自分でも測ってました。左右差や時間帯によって量に差があるが、この体重の増え方なら日中は母乳だけでいけるかもねと言われ、1日目から早速チャレンジ。母乳あげたあとすぐにギャン泣きする場合のみミルクを足してますが、帰宅後も日中は一回くらいしかミルクを足してない。日中の授乳頻度は2、3時間おきと少し頻回になるが、1週間くらいで安定するようなので今のところ頑張ってます。

また変な癖に気づけて良かったのが浅飲みの癖。授乳直後のぺったんこに潰されてる乳首を見て、助産師さんに「きゃーこれは痛くないの?」と言われるまで気づきませんでした。「痛い or 辛いけどまぁ我慢すればなんとかなるか、、」という初マタなマインドだったので助産師さんに気づいてもらえて良かったです。深く咥えられるように、哺乳瓶とかでも奥まで咥えさせたり、授乳の姿勢を変える(今までフットボール抱き一択だった)ことで浅飲みになっても同じ角度で乳首がぺちゃんこにならないようにすると良い、と教えてもらいました。フットボール抱き一択&授乳はある程度痛いものと思い込んでいたので軌道修正できて良かったです。

3. 子の便秘対策

便秘対策も私のやり方だと惜しかった。これまで3-5回/日でアウトプットしていた子ですが、2ヶ月に入り突然2日に一回の便秘に。綿棒浣腸で肛門をグリグリするのをやっていたのですが、やり方が甘かった。自分でやるとグリグリした数時間後にアウトプットしてたのですが、助産師さんのやり方だと即アウトプット!う◯ちが出るだけで感動するなんて、本当育児って冷静に考えるとツッコミどころ多いですよね。でも華麗なるアウトプットに感動しました笑


さいごに

上記の相談事項以外でもいろいろみてくれて、また「これ大丈夫?」と気づかなかったことも教えてくれてとても助かりました。例えば私の首・肩を触ったときコリがひどいことに気づき(これも慢性肩こりなので看過していた)、背中さすりながら母乳の分泌や疲れとるためにもストレッチしてねーと労ってくれたり、泣いてはないが寝てはいないので預けるタイミング逃してたら、「こっちで預ろうか?」と声をかけてくれたりと有り難かったです。

食事は前回毎食白米200g&苦手なおかずが出ちゃったので今回はご飯のお供を少し持参しました。そしてこういう時に限って苦手な食材がほとんどでず、鮭フレークはほぼ手付かずで持ち帰りました。また売店でチョコロールケーキやトッポを買って、静かな部屋で独り占めしたのもギルティープレジャーでした笑

産後直後じゃなくても、ママが疲れたなぁ、サポート欲しいなと思っているのであれば産後ケアは必要だと思います。自治体の補助の有無や完全自費での産後ケアによっても費用は大幅に変わりますが、行こうか迷っている人にとって参考になったら嬉しいです。私は1泊2日だけでもかなり回復できました。

最後にそしてこれを読んでいる育児頑張っているママ&パパとその家族の幸せを願ってます。

(世田谷区の方へ。産後ケア施設は生後4ヶ月までしか使えないのでお早めに。産後ケア施設の利用方法などは世田谷区のホームページを参照ください。

世田谷区産後ケア事業

至誠会第二病院 )